双極性障害における躁状態は、軸となる症状として異常に高揚した気分(=ハイテンション)の状態、もしくは異常にイライラした気分が存在します。これに加えて、眠れなくても元気・アイデアが次々に競争するように浮かぶ・おしゃべりにになる・いつもより自信満々に振る舞う、などいつもの様子と違い活力が増大した状態となります。
このような状態が4日以上続くと躁病エピソードと診断されます。
大きな散財をしてしまう・無計画に物事を始めて収集がつかなくなる・人間関係を壊してしまうなど、困った結果につながる行動を多くとってしまうため、早期に治療を受けることが重要です。
また、躁状態を経験したのちには、続いてうつ病エピソードへと移行するケースがほとんどです。